きみは炎の杖を手にすると、ホブゴブリンが矢を射てくる前に先制攻撃を食らわそうとした。炎の杖をホブゴブリンに向けた途端、杖の先から炎が噴き出し、ホブゴブリンの体を包んだ。ホブゴブリンはその場でのたうち回っていたが、たちまちのうちに灰に変わってしまった。
 ほっと肩をなで下ろしたきみだったが、手にした炎の杖はぼろぼろと崩れ、灰に変わってしまった。

   [炎の杖] −1

 果たしてこれで良かったのだろうか? ホブゴブリンごときに魔法の杖を使ってしまうとは、もったいないことをしたなあ、ときみは少しばかり後悔した。
 通路は東と北に伸びている。北の突き当たりには白と黒に塗り分けられた扉が見える。どちらへ行こう?


東へ行く

北へ行く