白と黒に塗り分けられた扉には鍵が掛かっていた。扉には『死の広間』と浮き彫りされている。扉は押しても引いてもビクともしない。鍵が掛かっているようだが、どんな鍵も鍵穴には合わない。ここは水晶の鍵を使うしかないようだ。
 水晶の鍵を使って扉を開けてみるか? もちろん、水晶の鍵がなければ不可能なことだ。きみは鉄格子の中で化け物どもと共に余生を過ごさねばならないだろう。
 あるいは女神に祈りを捧げてみるか? 女神がきみの願いを聞き届けてくれるかどうかは保証できないが……。


水晶の鍵を持っている

女神に祈るしかない

自力で何とかする