「よくぞ答えた、賢者よ! 少なくとも今だけは――」
 スフィンクスは大声を上げ、ちぎれんばかりに獅子の尻尾をぷるんぷるんと振り回した。スフィンクスの言いぐさにムッとしたきみも、右手の扉が音を立てて開くのを見ると、喜びを隠しきれなかった。これだけ苦労したのだ、何かいいご褒美があるに違いない。
きみはこれからどうする?


東の扉を通って奥へ行く

南へ引き返す