『注意!」と書かれた立て札を横目に見ながら、きみは洞穴の奥へと進んだ。洞穴の中は薄暗い。きみは立ち止まってしばらく辺りを眺めていたが、不意に足の甲に痛みを覚えた。
「いてっ!」
 思わず見下ろすと、掌ほどもある蜘蛛がきみの足に食いついているではないか!
「うわあー!」
 慌てて毒蜘蛛を蹴飛ばしたが、少し遅かったようだ。足の先から痺れがどんどん上がってくる。早く何とかしなければ……。
 きみは毒消しを持っているだろうか?


急いで毒消しを飲む

持っていないのでうろたえる