もうどうすることもできなくなったきみは、おいおい泣き喚きながら女神に祈りを捧げ続けた。 「おお、女神よ、私はあなたの像を取り戻すためにここまでやって来て、とうとうこんな目に遭ってしまいました。ああ、女神様……女神様……私の女神様ー! 助けて下さい! 助けてぇーー!」 きみはとうとう力尽きてその場に伏してしまった。すると夢の中に女神が姿を現した。 「あら、ごめんなさい。大声で泣き叫ぶ声がするかと思ったら、あなただったのね、うふふ……。ちょうど今、お昼寝してたとこだったのよ、ふぁーあ。何、ここから出たいって? じゃあ一からやり直しなさい」 女神はそう言うと、伸びをしながら去って行った。そのあときみは、夢の中で素っ裸になり、ぱくぱくとごちそうを腹一杯食べた。 体力値と体力上限値を共に 100 にする 持ち物を全て消す やがてきみは夢から醒めた。 |