鉄の鍵は鍵穴にピタリと合い、回すと鍵が外れた。きみは扉を開けて部屋の中に入った。鍵が消えなくてほっとしたきみは、鉄の鍵をまたポケットに戻した。
 部屋にはランタンの灯が燈っていたが、テーブルの上に積み上げられている書物の山は、埃と蜘蛛の巣に覆われている。この書物の山を調べていくにはかなり労力と時間を要するだろう。
 何か手がかりが見つかるかもしれないが、なければ骨折り損だ。きみは埃まみれの書物の山を見てうんざりしてきたのだが、さて、どうしよう?


書物を一冊ずつ調べていく

うんざりして南へ引き返す