「ひいいいいー!!」
 きみは情けないことに腰を抜かしてしまった。

   体力 −5

「けけけけけ」
 幽霊はそんなきみのことを嘲り笑ったあと、どこかへ消えてしまった。冒険者としてあまりの不甲斐なさに、きみは赤面しながら立ち上がった。まあいい、気を取り直そうじゃないか、誰も見ていなかったのだから……。きみは自分で自分を慰めてみたりした。
 道はここから東と南に出ている。どちらへ行こう?


東へ行く

南へ行く

もう体力が0になってしまった