ここは暗い洞穴で、先は行き止まりのようだ。何かぬめぬめとする物が足の上に乗っかってきて、 「うわあー!」 きみは思わず悲鳴を上げ、その得体の知れない生き物を蹴飛ばした。スライムが飛んで行くと同時に、シャキーンと鋭い金属音がした。何だろうと不思議に思い、きみはしゃがみ込んでその辺りを手探りで捜してみた。 硬くて冷たい物が手に触れた。きみは洞穴の出口まで引き返すと、その長い物を遠くにある淡いこぼれ灯にかざしてみた。 「こいつはいい!」 [長剣]を手に入れた。 この剣さえあれば、ゴブリン程度なら楽に闘えるだろう。 更に、洞穴の出口で革袋を見つけた。拾って開けてみると、中には乾肉が入っていた。この乾肉は持ち歩いて、食べたい時に食べることができる。 [乾肉]を手に入れた。 食べた時、 [乾肉]を消し、 体力 +10 元気が出てきた。きみは軽い足取りで西へ引き返して行った。 |