「はっはっはっ死んでばかりおるとな。安心なさるが良い。女神様を信じている限り、決してあなたをお見捨てにはならん。洞窟の中のことはわしもよくは知らん。しかしじゃな、焦ってはならん。もっと時間をかけて、洞窟の中をくまなく回ってみるのじゃ。しばらく時間を置いてから行けば、失われた物が再び現れることもあるじゃろう。何度も行かねばならん場所もあろう。情報が足りないのなら、あらゆる方向から時間をかけて訪れてみるのじゃな」 長老の言葉は抽象的で謎めいていたが、それでもきみは長老のこの言葉を噛みしめながら、再び洞窟の入口へと歩いて行った。 |