クエスト達成講座後編 




 宝箱に入っていた何も書かれていない
謎の紙片を研究おやじに見せてみる。
なんだと! 文字が浮かびあがってきた
だって! うーむ、しかしこの文字にしても
何を意味しているのか不明だなあ……



 どこから見つけてきたのか、いろんな物
集めてるなあ。だけどみんなまがい物
ばかりじゃないか。



 会議室の本棚にあるのはエミの蔵書か。
文学少女だったみたいだけど、怪しげな
本読んでるなあ。何だこりゃ?
 「あなたでも」とは失礼な!



 宝の地図が指し示している場所の
およその見当はついたけれど、念には
念を入れてしばらく地上で鍛える。
装備もできるだけいいものに換える。
4丁目(番地じゃないよ)の機関銃を
得るため、いつも駅跡近辺をぶらついて
いるおばあさんに施しの押し売り。
しかし欲のないばあさんだな。欲しい
物がなければ受け取ろうとしない。
もっと持ってっていいよ、どんぶりとか、
下駄とか……。



 さて、そろそろ宝捜しに向かうとするか。
柵が壊れてる。何か匂うな。やはりここか。
この向こうは中央政府のテリトリー外だが、
何やら教会の廃虚らしき建物が見える。
益々臭いぞ。
 ここに入れば後戻りできなくなる。
レベルはそこそこ上げておこう。



 武装した兵士が入口を厳重に警備
している。『慈愛の園』などという名前
からしていかにも怪しげな場所だ。
恐らく危ないカルト教団といったとこだろう。



 ここまで来てしまったら残された道は
入るしかないのだが、良平はできるだけ
他人と関わり合いたくないという性分
なもので、一応警告。



 こついが親玉か? どうも慈愛精神
あふれる牧師とも思えないな。
柱の陰には何者かが潜んでそうな
やばーい雰囲気。



 案の定、言うことを聞かないと有無も
言わせず襲いかかって来やがったが、
こういう奴らはえてして弱っちい。
早速チビッ子が得意技のエントロピー
を繰り出した。



 三人を遥かに追い越し、とうとうレベル
75に達したチビッ子。レベル90まで
5レベル毎に必ず何らかの技を身に
つける。もしかすると天才少女だった
のかも。それにしても読経とアーメンを
チャンポンで使うなんて、徹底した
合理主義者?



 手下はみんな倒したぜ。悪党の親玉に
引導渡してやる。観念しろ、邪教の司祭め。
怪しい光を放って、目くらましのつもりかよ?

 


 とうとうオニビが怒った。さあ、恐いぞー。
神を騙って他人を従えようとする奴は
特に気に入らないみたいだ。何か嫌な
思い出でもあるんだろうか?

 


 悪の司祭は倒したものの……あれれ?
なんでチビッ子が隠し戸の場所まで
知ってんだ?
(ここから先は秘密です)



 まあ、宝と言われれば宝なんだろうけど
……。これにて一件落着ということか。
翌朝アジトから出てみると、そこには
チビッ子の羊がいた。


  • ここから下はクエスト以外の
  • イベントの補足ヒントです。


 収容所破りの際には、まず地下一階で
ベティおねえさんとは話し込んでおこう。



 収容所地下三階には地母神のメンバー
たちと不知火が囚われている。
みなみとはある程度話しとこう。
良平がSNRの弱点を喋る。



 これまで多くのサバイバラーを悩ませて
きた壁爆破イベント。要はこの部屋の
この位置に立てばいいのだ。
勝手に爆破を始めてくれる。



 それ以上にファイター泣かせの独禅居士
との初対戦。負けるが勝ちということもある。
素直に負けよう。ここでは相手の力量を
知るだけで充分。それでも勝ちたければ
勝てないこともないが、この時点で
レベルが90以上ないと苦しい。
いずれにしてもあとで十六夜の虜と
なってしまうだろう。要は最後の最後に
勝った者が勝者となる。不死鳥同士の
戦いに終わりはないのか?



 独禅の奥儀に敗れ、虜となってしまった。
良平の前に現れたのは、マックスが
女王蜂と呼ぶ中央政府の実質上の
支配者、樋川理沙。そう、良平はいつも
死に場所を求めているのだ。赤の他人
とは言え、死んだ恋人のクローンには、
彼の心の奥底まで見透かすことが
できるのだろうか?



 ふだんは入れないが、難攻不落の
第三要塞に決死の覚悟で潜入だ。
身分証に「少佐」とあるのを見ただけで
びびったみたいだ。
「この身分証が目に入らぬか!
 ええーい、ひかえおろー!」 
もちろん身分証も軍服も贋物なのに、
ふっふっふっ。



 一歩進んでまだ衛兵を追求する人は
まずいないだろう。こってり絞ってやりたい
とこだが、今はそんな暇はないのよ。



 要塞で捕虜となり、武器はすっかり
没収されてしまった。残されたのは手袋
二組。ところがビニールバットだけは
没収されない。うふふ、新兵器なのよ、
知らないの? 片手に手袋、片手に
ビニールバットを持てば、四発殴れる
ようになる。とは言っても、この頃には
超能力で闘った方が手っ取り早いけど。
無事に要塞から脱出できたら、武器屋の
じいさんのとこへ行って掘り出し物を
売ってもらおう。
 ゲーム開始直後、少しでも金が入ったら、
雑貨屋へ直行しよう。ビニールバットは
100円で買える。ポイントは、片手にだけ
持つこと。もう一方の手には別の種類の
片手用武器。その後不要になっても、
こういう時のために二本だけでも
売らずに残しておく。



 第三要塞内で三人が合流したあと、
もう一度良平人形に触ってみよう。
こいつを倒せばクリスタルティアラが
手に入る。これをオニビにかぶらせる。
そうすればオニビもプリズムが使える
ようになる。アイテムなので、困惑状態の
時でも使えるぞ。この紫の部屋では
次から次へと敵が襲いかかって来るが、
低級風水術師などはむしろMPを
吸い取るための美味しい餌だ。



 屋上へ出たら、ヘリポート→格納庫の扉
の順に踏む。そうすると格納庫扉開閉装置
の前に移動するので、続けて目の前にある
カード読み取り機にアタック。あとは
人事を尽くして天命を待つだけ。



 良平の新技「メテオストーム」。
流星の前に使えるようになる強力な
無属性系超能力技だ。良平が使える
ようになる無属性技はこれのみ。
無属性は特別よく効くこともなく、特別に
効かないこともない代わり、どんな
相手にも通用する。



 オニビの新技「噴火口」。「業火」より更に
強力な炎系超能力技だ。使いまくって
いると、街は活火山だらけ?



 若い女の生き血を求めて夜な夜な
東京の街を徘徊する呪術師マダム・シット。
出現当初は北部の方で暴れている。
黒ミサの呪いに掛かるとMPもどんどん
吸い取られてしまうので、プリズムが
使えるようになってから闘いを挑もう。
倒しても倒しても蘇り、やがて中心部に
昼間でも出没するようになる。この死神に
扮装したマダム・シットを倒せば、
黒ミサが使えるサタン像が手に
入ることがある。



 ここは一度入ればそれからは自由に
出入りできるようになる数少ない
場所の一つ。
 それにしてもこっちが本堂じゃないの?



 ここが本堂なの? やけに骨董品が
増えてるみたいだけど……。



 情容赦しなくなった弁才天。あくまで
稽古だから負けてもいいんだけど、
天界の光を早めに使ってくるように
なったから、手強いぞ。同じ
高級風水術師でも、一発勝負で
けりをつけようとする傾向がある
独禅居士より、もしかすると
嫌な相手かも。





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